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2019年2月12日 (火)

弓と生業と日本人のルーツについてのイメージ

日本の弓と西洋の弓はどう違うのだろうか。

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「日本絵巻物全集18巻」(角川書店)

キューピットの弓は一度Cの形にして、それからCの両端を背側に引っ張り弦を張っているので、小さくても威力がある。それに対して日本の弓は微妙な曲線を描いているが、Cの内側に弦を張っている。さらによく見ると、キューピッドは弓の真ん中に矢を番えているが、日本では中心より下に矢を番えている。これは真ん中に矢を番えているのは陸上の獲物を獲る為に適しているが、日本式短下長上は水棲生物を獲るのに適している。また、矢は短いと水の中では直ぐに威力を失うが、長い方が水の中では威力が長持ちする。

下に国立民族学博物館で撮った騎馬民族のモンゴル人の弓矢と、川や海の生物を多く食べるパプアニューギニア人の弓矢を並べた。

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時代を遡ると、蛋白質の分析から、縄文時代に日本列島に住んでいた人たちは魚介類などの水棲生物を多く食べていたというデーターがあるが

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この銅鐸に描かれた弥生時代の人たちは陸上の動物を射るのに、何故か短下長上の弓を使っていた事が判る。

さらに詳しく見れば奈良県桜井市から出土した紀元前1000年から紀元前400年頃のものと思われる弓は短下長上の弓なのだ。

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こうした生業に密接に関係した道具や武器を調べると、当時の人たちの生活が浮かび上がってくることがある。またそうしたことから日本人のルーツをイメージすることも可能だ。

このココログではカテゴリー「写真全般」でプロの写真家青柳健二さんのブログに、8000年前の画像がリンクされていて、その画像にはリードを付けたイヌと共に、キューピッドの弓のようなものを持った人物が描かれている。つまり、その人は高度な技術で造られた弓と飼い慣らしたイヌを使って狩りをしていたとイメージできる。

皆さんも自分なりに拘って調べていくと、ひょっとしたら学者が考えなかったような発見ができることがあるかもしれませんよhappy01

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